YouTubeで10万回再生すると収入は?副業になるかどうか

こんにちは、酒飲み夫婦の夫です。

最近は「youtubeで副業をしてみたい」という人も多いと思います。

私は40代ですが、テレビは見ずにyoutubeを見ている時間が増えましたね・・・
自分がyoutubeチェンネルを運営しているのもありますが。

一応実績としては3つのチャンネルで収益化は達成しています。
youtube歴は2年半くらいですね。

今回は動画が10万回再生されるとどれくらいの収益になるか、そもそもyoutubeで副業するということはどういうことかを解説していきます。

実際にチェンネル運営をしているので、エアプではないので安心してください。
ちなみに動画投稿本数は300を超えています。

youtubeで10万回再生された時の収入

では早速動画が10万回再生された時の収益について解説します。
この10万回はショート動画は含めません。通常動画で10万回再生です。

ジャンルによって大きく変わる

まずyoutubeの広告収入の仕組みですが、動画の最初や途中に流れる広告が表示されたら収益が発生します。

そして表示される広告の種類によって収益が全く変わります。
例えば金融系の広告とペット系の広告では、金融系の方が約2.5倍多くなります。(大体の数字です)
ジャンルによっては10倍の差があるとも言われています。

ちなみに私が運営しているチャンネルは「住宅系」と「飲食系」ですが、動画1再生あたりの広告費の平均は

  • 住宅系:0.36円/1再生
  • 飲食系:0.19円/1再生

こんな感じです。
ちょっと注意してほしいのは、住宅系のチャンネルには住宅系の広告だけが表示されるわけではなくて、動画を見ている人が興味のありそうな広告が表示されます。まぁ住宅系の動画を見ている人なので比較的同じ系統の広告が流れると想像はできますが、確実ではありません。

ではそれぞれに10万回をかけてみると

  • 住宅系10万回再生なら:36,000円
  • 飲食系10万回再生なら:19,000円

になりますね。

実際は1つの動画だけではなくて、チャンネル全体の再生回数によって収益は決まりますが、似たような数字にはなっていますので外していないと思います。

チャンネル登録者数は直接的には関係しない

このようにyoutubeの広告収入は再生回数によって決まってきます。

チャンネル登録者数は直接的には関係しません。
新しい動画を投稿するとチャンネル登録をしてくれている人に通知がいきますので、動画の再生回数は伸びやすいということはありますが、登録者数が少なくても動画がおススメに載ったり関連動画に載ったりして再生回数が上がると収益も上がります。

・・・でもまぁ実際は「チャンネル登録者数〇〇万人」はそれだけ支持されているという分かりやすい数字なので、目標にはなりますよね。

動画の再生時間によっても変わる

youtubeの広告収入は動画の長さによっても変化します。

動画が長いと視聴時間も長くなる傾向があります。
視聴時間が長いと広告を見る回数も増えます。
広告を見る回数が増えると広告収入も上がります。

こういう理屈ですね。

でも広告収入のために長い動画を作るというのはお勧めできません。

いくら長い動画を作っても、視聴者さんが見てくれないと再生回数が伸びません。
視聴者さんが楽しかったりためになったり、満足する動画づくりが最も大切です。(これは本当です)

youtubeで副業する大変さ

ここまででyoutubeで10万回再生されるとどれくらいの広告収入があるかは大体は分かってくれたと思います。

では、youtubeで副業をすると考えたときに実際のところどうなのかを解説していきます。

ちなみに私は「youtubeは大変だけどやる価値はある」という肯定派です。
でもめちゃくちゃ頑張らないといけない、と思っておいたほうがいいです。

youtubeの収益化条件

まずはyoutubeから広告収入を得られるまでには「収益化条件」をクリアしないといけません。

ショート動画も達成の条件に含まれていますが、通常動画よりも厳しいと思うので、今回は省きます。

  1. チャンネル登録者数1000人以上(現在は500人以上に緩和だが広告は1000人必要)
  2. 直近12ヶ月の公開した通常動画の再生時間が4000時間以上(現在は3000時間以上に緩和だが広告は4000時間必要)

です。

この2つ両方ともクリアするとyoutubeに収益化の申請を出すことができます。

どちらがきついかと言えば①ですかね。。。
私は1つ目のチャンネルはチャンネル登録者数1000人まで10か月かかりました。
2つ目のチャンネルは8か月。
3つ目のチャンネルは3か月。

チャンネル登録者数1000人を超えるのに1年以上かかることもざらにあります。

チャンネルを持っている人全体の、なんと15%ほどしか1000人を達成できていないというデータもあり、収益化まで持っていくだけでも難易度が高いということが分かります。

動画の制作時間

youtube用の動画制作、これはどこまでやるかで大変さがかなり変わりますが、基本的に大変なことは変わりありません。

あくまで趣味ではなく副業で、という条件で考えると1本の動画を作るのに必要な工程は以下の通り。

  • テーマを決める
  • 台本を作る
  • 撮影する
  • 編集する
  • アップロードして説明の文章を書く
  • サムネイルを作ってアップロード

もう少し細かくしたり、サムネイルの順番を上に持ってくることもありますが、基本的にはこんな感じですね。

動画の作り方や長さによって制作時間は大きく変わりますが、1本10時間くらいは見ておいたほうがいいです。

慣れていないなら1日ではとても終わりません。

そして最低でも30本くらいは出さないと結果が出ないと思います。
(私が3つ目に作ったチャンネルは2本目から再生が数万回回ったので楽でしたが、そう簡単にはいかないと思います。運が良かった。)

1本10時間×30本=300時間。
まずはこれができないとyoutubeを副業としてやるのは厳しいと考えています。

見返りは非常に大きい

youtubeチャンネルを運営していくのは非常に大変ですが、個人的には頑張った分の見返りも大きいと思います。

最近「youtubeはもう参入しても遅い」とか言われることがありますが、そんなことないと思いますよ。
私はまた新しいチャンネル作ろうとしていますしね・・・

でも参入障壁は高いのは間違いないです。
センスがあればうまくいくかもしれませんが、チャンネル登録者数1000人を超えているのが15%という話をしたように、そう簡単にはいかないと思います。

しっかりした副業(ビジネス)を考えている場合、youtubeは力になってくれるはずです。
広告収入よりも、自分の商品を販売するためにyoutubeを使うという使い方が相性が良いです。

気軽に始められる副業ではありませんが、私はyoutubeチェンネル運営は続けていきます。

ただ人によりますので、別のSNSが向いている人は無理にyoutubeに参入しなくてもよいとも思っています。
めちゃくちゃ時間かかるので(笑)