こんにちは、酒飲み夫婦の夫です。
過去の記録を見ると、2021年10月の資産は800万円でしたが、2022年8月に資産1000万円を超えていました。
約10か月で200万円ほどプラスになっています。
ちなみに私の手取りは手取りで30万円弱。
そこで今回は、資産1000万円にすることができた経緯と実践したことをお伝えしていこうと思います。
細かい節約などもやっていましたが、影響力が大きいところと思うところを解説します!
世の中にはいろんな節約方法や投資術があると思いますが、その中の一つのケースとして見てもらって役に立ててもらえたらうれしいです!
まずは資産という言葉の定義を確認しておきたいと思います。
貯金1000万円と資産1000万円では意味がかなり違いますので!
資産とは「現金だけではなく、価値を算出できる財産すべて」という意味です。
土地や建物、貴金属、株式、保険、現金など多岐にわたります。
私が2022年8月に資産1000万に達したときの資産は以下のような構成でした。
- 貯金:5,179,011円
- 国内株式:2,114,140円(個別株)
- 海外株式:1,907,870円(個別株とETF)
- 積立NISA:689,583円(投資信託)
- ideco:434,901円(投資信託)
- 合計:10,325,505円
半分現金で、後の半分は株式です。
上の構成がよいというわけではなくて、その当時の私の構成がこうだった、というだけです。
余談ですが、2023年9月現在は新NISAが始まる前なので2番目の国内株式と3番目の海外株式を売却しながら準備を進めています。
私のような酒飲みの庶民が資産形成をしていくうえで、最も大切なのは節約です。
ただただ出費を減らすというよりも、無駄を少なくしていく、金額の大きいところを見直していくことが超大切です。
(お酒に関しては後回し)
毎月必ずかかる固定費で代表的なものは
- 住居費(家賃や住宅ローン)
- 携帯(通信費)
- 保険料
- 水道光熱費
- サブスク
などです。
この中で私が最も早く手を付けたのは「携帯(通信費)」です。
iphone3G時代からのiphoneユーザで、当時ソフトバンクのみでしたのでソフトバンクと契約していました。
その後ワイモバイル(Y!mobile)にしていましたが、月々大体3,000円~5,000円くらいかかっていた状況。
楽天モバイルが「通信料1GBまでゼロ円」という時代だったので、楽天モバイルに乗り換えてゼロ円生活をしていました。(2023年9月現在は通信料3GBまで1,000円くらいです。その1,000円の中で生活できています)
毎月3,000円~5,000円の違いって大きいですよ。
しかもさほど手間もかかりません。
使っていないサブスクも定期的に見直す癖がついてきたのはこの時期です。
あと、これもすぐできることなのでやっていない人はやってほしいですが、節水のシャワーヘッド。
これ導入すると月に1,000円~2,000円水道代が安くなりました!
めちゃくちゃおススメですよ。
毎月変動する金額を変動費と言いますが、代表的なものに
- 食費
- 交際費(飲み代とか)
- 日用品費
- レジャー費
などです。
2022年8月当時は、まだまだ交際費は多かったと思います。飲み代ばかりですが。
この当時の節約で最も影響が大きかったのが食費ですね。
楽天でポイントをうまく貯めることができ始めたころです。
月に1回か2回ある楽天の「お買い物マラソン」の時に冷凍の食材をまとめ買いします。
冷凍食品というよりも、肉や魚の冷凍をよく買いますね。
あとは乾燥していて日持ちするものもよく買います。乾燥の味噌汁の具材など。
まとめ買いするので単価もある程度抑えられて、さらにポイントが付きます。
ポイントが貯まれば次回の楽天での買い物の時に使えますし、近くのスーパーでもポイント支払いができるので、食費がかなり浮きますよ!
あ、お米とお酒も楽天で買いますね。実は超楽天ユーザーなんです。
自炊をするので外食が減って出費が全体的に抑えられます。
かといって全然外食(居酒屋)に行かないのかと言えばそんなこともありません。
月に1回2回は行きたいですし、実際に行っています。
投資に関しては「増やしてやる!」と意気込んでやると失敗する(した)ので、長期間のんびり増やす、という意識でやったほうが個人的にはあっています。
ただ投資を始めたころは個別株やFXをやって、数年でプラス数百万円になったことも事実です。
でも、またやるか?と言えば、運が良かっただけという判断をしているので、現在は個別株やFXはやっていません。
その当時の個別株の運用を説明しますと100万円を1つの銘柄につっこんで、その銘柄が10%UPになったら売る、ということを繰り返していました。
1回の取引で10万円の利益ですが、一般NISA枠はすぐに埋まってしまうので、その年の2回目以降の利益は約20%税金で取られるので8万円ということになります。
それを機械的に繰り返していました。今考えるとよくやってたな、という感じです。
いつもスマホでチェックしていましたしね。
FXも同じ感じですが、FXは「小さく買って大きく負ける」状態になることが多く、個別株ほどは利益は出ていませんが、赤字にはなっていません。コロナの時は死にかけました(滝汗)
FXは飛ばないように(ロスカットされないように)資金を口座に残しておかないといけないので資金拘束されますし、ほぼギャンブルだと思っているので、いまのところやるつもりはないです。
上で説明したように当初は一般NISAで個別株を売り買いしていましたが、積立NISAに変更しました。
理由はいくつかあって
- プラスサムゲームをしたい
- 投資に時間をかけたくない(その時間を副業に充てたい)
- 結局長期投資の方が利益が出た・・・
ということです。
個別株投資やFXは、うまくいけば大きな利益がすぐに出る可能性もありますが、その分マイナスになる可能性もあります。
いわゆるゼロサムゲームだと思います。(個別株投資は決算書などを読んで長期で考えるとプラスになる可能性は高いとも思いますが、当時の自分はギャンブルでした)
ゼロサムゲームとは、参加している人の利益と損失の総和がゼロになるゲームのこと
積立NISAはSBI証券で「SBI・V・S&P500インデックスファンド」で年間40万円投資しています。
経済は長い目で見ると成長していく(少なくともこれまでは成長してきた)という考えに共感して、なおかつFXなどのドキドキする感じが好きではないですし、ある意味ほったらかしにすることが最も良い結果につながるとも考えられるので、現在はインデックス投資をメインにしています。
idecoは税金対策と投資が同時にできます。
賛否両論ありますが、私は月々23,000円ずつ積み立てています。
この23,000円は所得からマイナスされるので、その分所得税が安くなります。
idecoの投資先は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。
これは現在(2023年9月)の状況ですが、
- 投資元本:713,000円
- 損益:+188,842円
- 利益率:26.4%
です。
idecoは「60歳まで資金拘束される」「金額の変更はできるが積み立てはやめられない」「出口戦略が難しい」というデメリットもありますが、個人的にはそれ以上にメリットを感じています。
サラリーマンで節税するにはふるさと納税とidecoがメインになってくると思います。
現在は住宅を購入しているので所得の関係でふるさと納税はしてませんが、ふるさと納税もこの時期にはずいぶんお世話になっていました。
idecoの一番の問題点は「出口戦略」です。
積み立てたお金をどうやって引き出すか。これが非常にややこしくてめんどくさい。
やってみたはいいものの、これは上級者向けな気もしますが、やってみないと分からない。
概要ばかりになってしまいましたが、資産1000万円までに気を付けたことを書いてきました。
資産1000万円までに一番効果が高いと思うのは、やっぱり節約です。
まずは出ていくお金をしっかり管理すること。
節約は、特に固定費の節約に関しては、一度やってしまえば何年も下がったままになるので本当に大切。
サブスクなどの月1,000円も馬鹿にしないことですね。蓄財はちりつもです。
私は個別株投資で数百万円プラスにはなりましたが、これはあまりお勧めできません。なにせこの時の私のやり方には再現性がなく、ギャンブルに近いので。。。
固定費を削減して、食材はまとめ買いしてポイントゲット、投資はインデックス投資で長期間、時間を捻出して副業、という流れが硬いと思いますし、再現性もあると考えています。
私もお酒はほどほどにして楽しく資産形成していきます♪